夏野菜 雨も嬉し太陽も嬉し ハチもこい
梅雨の合間に夏の太陽が照りつける6月。なんくる家にゴーヤーのつるがグングン伸びてきました。みどりのカーテンにおおわれるまであと少し。楽しみに待っているところです。みどりの葉っぱが揺れるのを見るだけで涼しい!
沖縄県の祖国復帰5月15日、40周年の日は豪雨でした。40年前の復帰の日もそうであったと報道されました。沖縄の県民にとってはとっても大切な記念日のはずですが、40年前自分が何をしていたか、全く思い出せないのです。あの頃私も1才の子を持つ普通の主婦。子育て真っ最中の頃です。自分のことで精一杯の日常を過ごしていたのかもしれません。沖縄県にとっての歴史的瞬間よりも、わが事、子どもの事が優先事項だったのかと、今更ながら余裕の無かった時代を振り返りました。
先日は年に一度のママたちとのランチタイムを楽しみました。わが子はなんくる家でお留守番。ママたちが久々の独身気分の華やかなランチでした。首里駅の近くにある静かな店は私のウオーキングコースの途中にありました。
女性は、子どもが産まれると子ども中心の暮らしに変わります。自分一人の時間はなかなか望めず、トイレにさえついて来るわが子もいて、24時間ひとりになれる時間を取れないという声を良く聞きます。そんな子育ての真っ最中、一人でママがランチを楽しむなんて普通にはあり得ません。
だからこそ、預け合い預かり合っての時間調整をして得た貴重な時間です。私がカフェについたときにはもう10人全員が席についていました。それぞれに選んだランチの美味しそうな事。ゆったり贅沢を時間を味わいました。
可愛いものですよー、1時を廻ったころから時折チラッと時間を覗いては「まだ大丈夫!」なんて嬉しそうな顔をしながら楽しんでいました。楽しい時間をありがとう。
さて、4月と5月の「星グループ」の利用日のことをご報告いたします。
4月に沖縄タイムス、5月に琉球新報、両紙に大きく取り上げていただき、広く広報していただきました。すぐに反響がありました。娘さんのことを話しにきてくださった方は、2時間近く話し込んで帰りました。「わが子が小さいころ個性的で変わっている子だと思いながら障がいに気づいてあげられなかった」と心の中にしまっていた言葉を紡ぎ、発する事で心の重しを取り除けたのかもしれません。
火と木は利用人数にこだわらず、本当に必要な方々の添えるよう、ゆったり待ちたいと思います。新人スタッフも利用してくださる親子に向き合う事で、本人たち自身が育てられているのですね。ほんの少し慣れたかな?
園長 石川キヨ子
〒903-0804
沖縄県那覇市首里石嶺町4−216−3
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支援センターなんくる家
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