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9月号 404
長い夏でした。ここ2〜3年、台風の無い7月8月を過ごしていますね。いつもなら園の朝顔が花をつけるころには台風騒ぎでしたが、今年は朝顔が何百もの花を咲かせ、そして命を全うし、いまはタネ取る準備をしているところです。植物を育てるということは、色々な体験ができるということですね。子どもたちは毎朝、咲き終わった花を集める競争です。色の濃い朝顔が、より濃い色が出るのを発見することにもなります。つくった色水はジュースに見立てられて、ごっこ遊びへと発展していきました。小さな科学者が育ちました。花の色と、花の個数で色々不思議を比べる科学者たちでした。「どうしてかな?」「なぜかな?」が発見のはじまりですね。
夏のプール遊びの回数が減り、野菜の収穫や朝顔の遊びが終わり、9月からはそろそろ運動会へと気分を向けられるのです。食欲も出てきて身体を十分に動かすと、気分もいいものですね。もう、
ゆり、ひまわり組はすでに竹馬乗りや跳び箱に挑戦する姿があります。
でも、子どもにも得意不得意があるものです。特に運動面はそれが顕著に現れます。自身の課題に自信が持てないと、向き合うことを避けて課題から目をそらしがちですが、「できそうだ!」と子ども自身が感じたときからは、あっと言う間に乗り越えることができるのも、子どもの大きな特徴です。
一人一人の育ちの道筋を信じて、焦らず子どもと一緒に運動会を待ちたいと思います。手にマメを作りながらもめげずに、登り棒に挑戦する子どもたち。足にマメを作りながらも竹馬に挑戦する子どもたちに、心から敬服しているわたしです。頑張っている姿に感動します。
お盆の時のエイサー隊の影響が大きく、子どもたちは、いま、エイサー踊りに夢中です。子どものイメージ力はすごいですね、パーランクーがなくても立派に踊りこなします。手も足も大きく挙げて、「スリサーサー」と、くち三味線で音頭を取る姿は勇ましくもあり、また可愛くもあり、思わず手拍子を合わせている毎日です。
今年のゆり、ひまわり組の運動会のエイサーは、石嶺地区の伝統エイサーを教えていただくことになりました。地域の方々にもまた、お世話になります。みどり保育園の伝統は親子エイサーです。親子で踊ることに反対の意見もあるようですが、どうぞ小異を捨ててのご協力をお願いします。
今月はお招き会もあります。家族の方への呼びかけをしていただき大勢の参加をお待ちしております。夏の疲れが出やすい月です。どうぞご自愛を。 園長