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みどり通信 12月号 407

木漏れ射す森の中 枯れ葉カサコソ 枯れ枝ポキッ 
 秋空が気持ちよく自然散策にもってこいの11月を過ごしました。秋晴れの中、ゆり、ひまわり組みは恒例の一泊体験保育に行ってきました。県民の森の長い長い滑り台や斜面でのボール蹴り。草野が原でダンボールをお尻に敷き、斜面滑りも経験しました。原っぱでお弁当を食べたのですが、カラスにお弁当を取られそうになったり、ハラハラドキドキの中で午前を終わりました。
 午後一番はドングリ拾いのために森の中へと入りました。斜面を登り、斜面を下りてのドングリ拾いです。今年は台風が来なかったせいか、ドングリだらけで、子ども達は大満足でした。
 夜は大浴場が人気でした。銭湯の経験がない子どもたちにとって、大浴場はことのほか嬉しい体験のようです。「楽しかったことは?」と聞いたら「お風呂!」と・・・。裸のお付き合いと言うことばがありますが、まさしくそれでしょうかね。
 先日、ラジオで聴いたことですが、人の記憶には長期と短期の記憶があるそうです。短期の記憶は試験前に誰もが経験のある出そうな問題の丸暗記。大学入試であったり、色々な試験へ挑むときには、たいがい短期の記憶で詰め込みました。それはすぐに記憶から無くなる運命にあるのだそうですよ。
 しかし、長期的な記憶には身体を使って体験したことや、ワクワクした体験を通したものや、自主的にやりたいことを追求したりすることによって培ったことが多いのですと。詰め込んで試験には合格したのだけど、しっかりと生活には生かせない事も多いのですよ。ロザリオさんの話です。
うんうんと聴きながらわたしは、納得しました。いま、わが園の保育が、長期的にはかなり大切な役割を担っていることに自信を持ちました。
 日々を楽しくすることが一番大切です。それの積み重ねの中に人生の生きる力を養っていくことを目標にしていくことの大切さも又確信しました。保護者の皆さんはどう思いますか?
 さて、クリスマスツリーを出した途端、クリスマスムードが高まりました。何といってもサンタさんからのプレゼントが楽しみなのですね。センセイの話を聞かないときにも「サンタさんのプレゼントは?」という一言で振り向いてくれるとか。サンタ効果をしばらくは続けられそうですね。
 自然界にも冬が訪れています。さとうきびの穂が咲き揃うのも12月。黄色のツワブキの花が咲くのも12月です。なんくる家の入り口にも黄色い花が咲き揃うのを楽しみにしていてくださいね。
 師走は何かと物入りな月です。どこかに無駄も隠れているのかもしれません。いまや、節約は美徳だといわれます。   (園長)

今月大切にしたいこと
今月の行事予定

秋の一泊保育
嘉津宇岳