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10月号 405
10月の声を聞いた途端、少しだけ秋を身近に感じるようになりました。夕方、6時前には薄暗くなり、延長保育のお迎え時には、真っ暗になっているのですもの、驚きです。秋の夜はつるべ落としともいいますが、井戸が消えてしまったいま、この言葉も使うことが少なくなりましたね。
秋風のいたずらで子どもたちの体調は崩れやすい時期です。運動会を前にして体調が万全でありますように、睡眠や食事には気をつけたいですね。
毎日のように2階からエイサーの音が聞こえ、パーランクーの音も響きます。庭で遊んでいる子どもたちも「スリサーサー」と小さな手を足を動かしなが反応します。その見事な動きに子どもの愛らしさが表現され抱きしめたくなるほど。愛くるしさは子どもの特権ですね。
何気ない表情や動きが人を惹きつけ、自分に注目を向けさせることができるのも子ども時代の特権でしょうか。愛されるために生まれてきた子どもたち。その一つ一つの動作に大人たちは癒され同時に人生の目標さえも与えてもらっている気がします。
その子どもたちが4月からこれまで、身体も心も知能も成長しました。主体的に何かをやろうとし、やれる範囲がひろがりました。その全てを見てもらい、一緒に成長の喜びを味わっていただくのが運動会です。
ひよこ組にとっては初めての運動会。ひまわり組にとっては最後の運動会。ひよこ組の初舞台の時に乳母車に乗って行進をし入場をしてきた子どもたちが、6年間の園生活でとてもチャーミングに四肢も伸びました。
それぞれの年齢の発達をじっくりと味わった子どもが運動会という場で、その日の自分のできる範囲を十分に発揮することでしょう。
見せ場作りのための運動会ではありません。周りの大人を喜ばせるための、運動会でもありません。やっている子どもたちが一番満足感を味わえる様にしたと願っています。練習の過程で頑張りました。その分、当日は楽しく伸び伸びと参加してほしいと願っています。家族の皆さんの応援や声援いただき全員が楽しめるようにしたいですね。参加をお待ちしています。 園長