4月号 bR87
ムドゥイビーサ(寒の戻り)ビリッとシャキッと新年度
入園、進級式は暑い暑いと扇風機も全開でした。が、その日の夕方にはぐーと冷え込みお迎え時にはぶるるっと肩をすぼめてるほど。子どもたちの体調も心配です。
さて、今日で3日目の保育園です。いつもの年のいつもの光景が今年も繰り広げられています。新人さんもみどり保育園は、自分にとっては「心地の良い場所」だということが分かってくると泣きながらも身体的には順応していきます。目に見えて変化していくのがわかります。
しかし、すみれ組やたんぽぽ組、ちゅうりっぷ組の進級児は後退減少が現れるこもいます。もちあがりの先生は、新人に手一杯で突き放された気分になることも原因のひとつでしょう。保育士は手が4つも6つも欲しいですよねー。
しかし、泣いているのはごく短い時間です。自分の好きな遊びや友だちが寄ってくれたり、にーにーやねーねーが声をかけてくれたりするとご機嫌回復です。子どもなりに自我をだす時と我慢するときをいつの間にか身体で覚えていくのでしょうねー。
いつの間にか元のクラスに戻ってしまうのはこれはごく当たり前の行動でしょう。「おかえりなさ〜い」と受け入れられながらも「もうすみれ組でご飯食べるんだー」と連れられていくとすんなりと、気持を切り換えられたりするのには驚きました。
問題は機嫌の善し悪しのようです。子どもでも機嫌がよいとゆとりがあり、融通が利くのですね。たっぷり寝た子はご機嫌です。小さい間は午前中にちょっぴり寝かして、機嫌がよくなると、昼食もモリモリ進むのですね。その子に会わせた生活リズムを保育士がしっかりと理解することから、始めたいと思います。
新しいクラスの担任も、元の担任も同時に子どもを引き受けながら不安の無い園生活をと心新たにしています。この時期は、子どものもっている特徴や個性や行動のクセなどを深く理解しながらゆっくりと一日を過ごしたいと思っています。子どもを丸ごと受け入れながら、やりたいことへと導入できたら一番ですね。子ども一人一人の存在を尊重する。 (園長)
ホーム | 思い | 保育方針 | なんくる家 | 年間行事 | リンク | ブログ |