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今月大切にしたいこと
今月の予定

みどり通信 3月号 bR86

花曇り、花冷え、春の嵐、三寒四温・・・春を待つのに色々な日本語があります。啓蟄、土の下の虫たちが、地上はもう暖かい春の陽気らしいから、そろそろ地上に出るゾー。というころをいうのでしょう。
 24節の啓蟄を過ぎたのに急に冷えましたが、3月のことばの響きがなんとなく忙しさを助長します。残り少ないいまのクラスを十分に豊かなものにしたいと担任は丁寧な日々をこどもたちと過ごしているところです。
 卒園するこどもたち一人一人と記念写真を撮りました。抱っこして椅子に座ると懐かしさとぬくもりが伝わります。成長した喜びを見た目ではなく身体中で感じさせてもらいました。少し緊張しながらも照れるこどもたち、外の世界へと巣立つ日は近いのですね。
 著しい成長を見せる時期がやはりひよこ組、4月には全員アンヨができなかったのにもう小走りもでき、1才児クラスへと昇進(?)したこもいるほどです。ことばも覚えオウム返しに保育士の真似をする時の驚きと喜びそして愛おしさ。こどもはやはり神様から授かった天使ですね。
 少子化が進んでからこの社会のひずみが大きくなったのではと感じます。この笑顔この愛くるしさが周りに居ないのと居るのとでは心の安らぎが違いますもの。子どもを産むことは個人の問題です。が、子育ては社会の問題だと、つくづく思います。子育てが安心して行える期間のいろいろな保証は「公」の責任。地域や、周りに子どもの笑い声が聞こえなくなったらこの世は闇でしょう。支え合うのは私たち一人一人の責任。保育園も当然、支え合いを手助けする役割があります。
 子どもと過ごせた一年間を振り返ると、幸せだったとしみじみおもいます。子ども一人一人、そして保護者のみなさんにも「ありがとう」の言葉をいわせてください。感謝。 子どもの成長を信じることが私たちの大切な仕事なのだとこのごろ悟りました。何かをさせるために、または早期教育で訓練することでもない。とにかく子どもの成長発達を信じることが大きな仕事だと。みなさんいかがおもいますか?
 ヤンバルの山々が萌えるこの季節家族でおでかけになるのもいいですよ。美しい豊かな山々の息吹を感じるっていいですから。    ( 園長)

美味しそうなお弁当〜

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