みどり通信 4月号 bR75
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4月3日・初日なのに意外に静かな保育園の朝でした。新入園児も、それぞれ庭に出て白い砂を踏みしめながら好きな遊びに興じていたのです。手や足に砂の感触を確かめている新入児。砂が足に着くザラザラ感が苦手な子もいるようでした。が、子どもは砂が好きですね。砂の感触は、子どもの感覚を育てるのに有効てすから・・・。
ひよこ組は、誰一人泣かずに午前のおやつを落ち着いて食べているのです。驚きました太陽の光が爽やかで、子どもたちもきっと快適な朝を迎えたのでしょうね。そよ風と、やわらかな光・・・・・心を癒す効果あり,春の自然の恵みに感謝したものです。
とは、いいつつも、子どもの気持はその日その日でかなり変化があります。泣くときは泣く理由があるのです。その気持を受け止めながら、保育園は、安心して過ごせる場所であることを園児に伝えたいと思います。その時々の気持に寄り添い共感性を高められるように努力していきます。安心して私たちを信頼してください。
ひまわり組ゆり組は、すぐに園外への体験活動が始まります。バスに乗っての遠出です。沖縄の伝統行事の「浜うり」ということばを聞いたことがありますか?海に出て健康の祈願と一緒に海での収穫のお祭りです。その行事の一環として、泡瀬海岸まで出かけたいと12日に計画しております。
みどり保育園では伝統行事はもとより、子どもたちにできるだけ多くの自然体験をさせたいと願っています。それは人が教えることができないことを、自然界の力をかりて、子どもたちに生きる力を育てていきたいと考えているからです。
ちょっとしたケガやすりキズなど日常で起こる出来事に、びくびくしていると、大きな危険を回避できない子どもになってしまいます。自分で手をついて転ぶ、バランスのよい身体の動き、自分の軸を持てる子どもは常に遊びの中から育まれるものです。ご理解くださり、子どもが自ら獲得できるチャンス、「体験して学ぶ」ことを大切にしていけたらと願っています。
今年もまた、子どもの表現から学ぶ気持を忘れずに丁寧な保育を目指しますので宜しくお願いいたします。
意見や、提案や苦情はいつでも受け付けますので遠慮なく申し出てください。園で解決できない問題は第三者相談委員として、
沖縄女子短期大学教授・鎌田佐多子先生
元、アメリカンスクール教諭・末吉節子先生
が相談に乗って下さいます。 (園長)