みどり通信 2月号 bR73
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節分にオニ逃げまどい 子も逃げ隠れ 福は内
暖かな日が続いています。おゆうぎ会練習の合間をぬって園庭での遊びが活発に展開されている日々です。園庭の遊びを観察しているととても面白いことに気づきます。2月2日の園庭の様子です。
ひよこ組の子がばら組の子数人の輪の中で夢中になって砂遊に興じていました。それは30分以上も続きます。自分のお兄ちゃんが側にいたので、安心感もあり、熱心に観察したり真似したり。どの子も自分のことに夢中で面倒を見ているつもりはありません。自分の世界に入っているのです。が、この子にはにーにー、ねーねーのやっている遊びに興味関心があり、釘付けなのでしょうかね。
一方、トンネルのボール蹴りに関心を寄せて熱心に覗き込んでいるベビーちゃんもいます。自分の足元もおぼつかないでヨタヨタしながらも、見よう見まねで、ボール蹴ろうとします。そしてバランスを崩して転んでしまうのですが、また再び立ち上がりボールを探して挑戦していました。何度も何度も繰り返し・・・。
誰も教えなくても子どもは育つ力があることをわたしたちは子どもたちから教えてもらいます。保育園のすごいところは異年齢、そして性格の違う色々な子どもたちとの付き合い方が学べる場所があるからです。もちろん遊びも含めて、周りに沢山の生きた教材があることでしょうか・・・。職員が準備する環境設定も、その中に含まれますが・・・。
おゆうぎ会もまた、色々な体験を広げることで、刺激的な時間が流れるのです。同年齢で心を寄せてい一つのことに向かう共感性の高まりから、自己発揮の喜びへとつながるのだと、子どもの表情から読み取れるのですね。
一人一人のの子どもが育つ家庭は一人一人の事情があり、色々な家庭の営みがあります幸せだけでいられないのは世の常、大人の都合で理不尽な中で生活をしなければならないこともありましょう。だからこそ、園としては、その色々なことを理解して、一人一人の子どもの気持ちを引き受けて、寄り添いたいと決意した新年でした。
早新年から、一月が経過、鳥たちのさえずりに春の足音をきいております。しかし、寒さはまだまだ出番を待っている状態でしょうか。気を抜かずに元気で過ごしましょう。
( 園長)