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今月大切にしたいこと
今月の予定

みどり通信 12月号 

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さとうきびの穂花が咲き揃う冬がやってきました。師走の畑は雪のような白い波が輝き美しいですねー。なんくる家の後ろの畑も風にゆれてきれいです。
 先日、 ゆり、ひまわり組との一泊自然体験保育に行ってきました。毎年県民の森でドングリをポケットいっぱいに拾うところですが、今年はアララ・・見つかりませんでした。大雨が降った翌日でしたのです。森の斜面が洗い流されたように、一個もさがせないのです。谷の下まで下りても見つけきれませんでした。ガッカリ、ビニール袋は空っぽのまんま森を下りました。でも翌日の嘉津宇岳で見つけたときには大喜びでしたよー。拾ったときの喜びは大きいです。
 ひまわり組だけが、沖縄一高い山、嘉津宇岳を登るのです。みどり保育園の卒園前旅行は、これまで25年もやってきて全員登れたことが伝統になっています。大きな石が突き出た山なので、かなり険しいのですが、ゆっくり一歩一歩と子どものペースを大切にしながら登ります。「ま〜だ」「つかれたよー」という声も途中は聞こえますが、頂上に着くとどの子も「わぁすご〜い」とおおきな歓声をあげます。眼下に広がる海や山々、なんといっても気持ちがいいのです。「こんどお父さんと来たいねー」という声も聞こえました。こんど家族で挑戦してみてください。子どもが大人を尊敬する要素のひとつに一緒に自然体験を繰り返すというのがあります。自然体験を親子で挑戦すると平常より子どもと密着した関係が育つのですねー。これってホントです。
 大型スーパーやゲーム、外食産業が師走の消費作戦を練りにねって、お金を使わそうと仕掛けてくる師走。だからこそ、余暇のすごし方にもそれぞれの親子で工夫が必要になるのです。街に出る変わりに、自然溢れる森や原っぱや公園などへとでかけて家族の絆を深めてください。子どもが親からしっかりと愛された想いを育てることの大切さを感じるこのごろです。
 昨日の夕方、東京の園長先生が訪問してくださいました。延長保育の子どもたちとしばらく遊んで下さいました。そして、その先生は「とってもいい時間をすごせたわ。みどりの子どもたちはとってもいい育てられ方をしているねー」としみじみと言いました。
「ありのままの自分を受け入れてもらっているのでしょうねー。素直に子どもらしく愛されて育っている子たちは一緒にいても気持ちいいです」と感謝されてしまいました。嬉しかったです。
 イジメや自殺に追い込まれるニュースが多いと、親として不安になりますねー。だからこそ、「あなたが大事」というメッセージを心のそこから伝えなければならないのです。
真正面から子どもと向き合い自分(親)の心を伝えてください。買ってあげられないもの、プレゼントは心だというメッセージを大切に。                きよこ