子育て通信
  なんくる 7月号

雨上がり 水たまりに飛び出す子ら 笑顔はじけた

 大雨でした。どしゃぶりを久しぶりに満喫しました。土砂くずれや通行止めなども報道されたのに「満喫」とは不謹慎かもしれませんが、子どもの頃の事を思い出しました。雨の日、水かさが増すと、田んぼの畦道が水浸しになり小学校が休みになることがありました。隣近所の子どもたちを誘っては危ないと言われていた流れの速い場所で遊びほうけたものです。ずぶ濡れになりながら・・・。考えたらゾッとするほど危険です。子どもの遊びにつきものの「危険」を自分で察知する感覚や能力は体験させないと備わらないことなのでしょうが、大人がどれぐらいの距離で見守れるか、難しい課題ですね。 
さて一方子どもたちは、園庭水たまりを見つけて外に飛び出し、あっという間に泥んこまみれで遊びほうけていました。一人一人の表情は歓喜そのものです。泥まみれで遊ぶ子どもの姿と自分の子ども時代が重なりました。 遊び込んでいるときの子ども同士の関係は、とても崇高な雰囲気が漂い、そしておおらかです。大人が下手に介入してしまうとその世界は一気に消滅してしまうのに気づきました。子どもの魂がお互いに開放しあい、認めあい、共鳴しあって、高まっている姿に、見守ることの大切さを悟りました。
「人生の喜びは保育園の砂場からはじまる」といっても大げさではないですね。きれいな遊び、大人が認める遊び、行儀の良い遊びからは得られない充実感でしょか。いましかない子どもの時間をたっぷり味わってほしいものです。
 とは言っても、見ている前で汚れた姿を見ると「ワァー汚いっ」とついつい声をあらげてしまいがちなのですが、ちょっと待ってください。裸になって泥にまみれることを嫌がらない、どころか「喜ぶ」ことは、心の発達面や、感覚発達面から見た場合「すごい」ことなんですから・・。
「見て見ぬふり」は良くないと言われていますが、この場合「みないふり」してうんと遊ばせてあげたいものです。子どもは水たまりを見つけるとジャボジャボと濡らして歩くものなのですよね。
本格的な夏到来、おおごまだらのチョウチョウが優雅に飛びかい涼をもたらしてくれます。母親クラブも「蚊の発生」時期に大掃除で園庭の草刈りなんくる家周辺の雑草刈りありがとうございました。

沖縄の夏はやっぱり海、山、川の自然でしょうか。日中の日差しは子どもにとっては厳しいかも・・・夕方の東海岸の海をお勧めします。石川市や金武町まででかけると、5時ごろには涼しい海が待っているかも・・・                          
健やかな夏を・・石川キヨ子

7月の行事予定

1 絵本読み聞かせ 2 お父さんday

3  ☆

4 バザー
開始
5 七夕製作

6 相談日

7 プール あそび 8 のびのび 保育

9 お父さん  day

10 ☆

11    自主活動 12 ピクニック  13    相談日 14 プール あそび 15    自主活動

16 お父さん day

17 ☆

18  海の日  

19    子育て講座

20    相談日 21    誕生会 2    自主活動

23 お父さん   day

2431       

25    発育測定 26    自主活動 27    相談日 28 プール あそび

29    ユンタク会

30 お父さんday