2月の行事予定
日 |
月 |
火 |
水 |
木 |
金 |
土 |
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1 |
2豆まき |
3 |
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4 ☆ |
5便り配布自主活動 |
6配布、絵本読み聞かせ |
7 |
8 散歩 |
9 自主活動 |
10 |
11 ☆建国記念日 |
12振替休日 |
13 |
14 |
15誕生会&クッキング |
16 |
17 |
18 ☆ |
19 |
20 |
21 相談日 |
22 絵本読み聞かせ |
23ゆんたく会 |
24 |
25 ☆ |
26 |
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28 |
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桜咲きメジロ飛び交い ほのぼのと春よこい
エッ!もう2月?こんな驚きの声を聞きます。わたしもあっと言う間に過ぎた1月をふりかえります。暖かい沖縄は花盛り。名護や本部の桜祭りの前にすでにみどり保育園庭は花見頃です。モミジが紅葉している庭の片隅、一方では桜の花見。秋と春が足並みを揃えて展開されているのはなんとも不思議な光景です。
それでも旧暦はまだ12月、寒さはこれからだとお年寄りは言います。旧暦の12月8日のムーチーづくりの頃「ムーチービーサ(寒さ)」といわれる寒波が必ず襲い、ブルブル震えながら釜にくべた薪の炎に手をかざして、寒さをしのいだものです。
特に、1才未満の乳児の為のムーチーを「ハチムーチー」といい、何十`もムーチーをつくります。蒸した香ばしいムーチーを隣近所にもお裾分け。孫の誕生を知らせすると同時にみんなで見守ってくださいの願いと、安全、健康祈願の習慣なのですね。
今、考えると、それが隣近所との交わりを深め、ほど良い関係を結ぶきっかけにもなっていたのでしょうか。
まだあります。こどもが産まれ名前が決まったら「命名札」を菓子折りにいれて親戚や、近所に配ります。頂いたらいつでも見える場所、例えば、その札を冷蔵庫の横辺りに張り付けて目に留まるようにします。 時折その命名札を見ながらその子のことを思うのです。なんくる家にも何枚もの命名札が張られています。時々それを見ながらわたしも「あー比嘉さんの三番目の子の名?」等と心に刻みます。同時に顔を瞼に思い浮かべます。
生活風習の中で、こどもが真ん中にいる風景を思い浮かべる場面が少なくなったといわれますが、ムーチーといい、命名札といいとても素敵な習慣が残っていることに気づきました。一つ一つそれら行事を掘り起こして見ると、昔の人の温かさが伝わってきます。何気なく、お金をかけずに相手に「大切だよー」とメッセージを伝えられる習慣を保存し継承するのも立派な「少子化対策」なのではないかとふっと思いました。
「女は産む機械」発言の見苦しい人が話題をさらっていますが、すぐに辞めていただかないとこの国は滅びるのではと危惧します。情けないです。心から怒りを感じます。しかし振り回されずに、なんくる家も小さな社会です。情を深くもってみんなを暖かく迎えたいとおもいます。 石川キヨ子
年賀状を沢山の方々から頂きました。ありがとうございました。
スナップ写真、どれも満面の笑みで、ご家庭の温かさが伝わってくるようでした。