子育て通信
  なんくる 4月号
 
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4月の予定

花が咲き 実になり 葉も茂る 桜の木陰でホッ!
     

  本土では桜が満開のニュース。沖縄ではすっかり繁った葉っぱが目に優しい4月です。 枯れたかと思っていた柿の木やサルスベリの木にも黄緑の葉が芽生えました。自然界が息吹き、萌え出る沖縄のうりずん(うれおう)の季節を迎えました。

 人々の気持にも、元気を与えてくれるこの季節ですね。しかし、自然界のエネルギーが一気に吹き出すので、心と身体のバランスが崩れる人もいると聞きます。ウチナーグチでは「チム ワサワサーシ 木のファー、ムッチアッチュンドー」(気持ちが落ち着かなくなり木の枝を持って歩き回っているねー」と表現されていたような気がします。

 それにしてもドキドキする経験を多く持つシーズンですね。この間まで、なんくる家に通っていた子も、幼稚園生に急に自信に満ちあふれた顔になります。お母さんもその変化に気づき不安鳴き持ちよりも安心が増幅し、そして信頼へと変わっていくのですよね。一つ一つ乗り越えるもの(ことがら、体験)があることに幸せを感じたいものです。

  さて、話ががらりと変わります。「保護責任放棄」の罪で刑を言い渡された若いお母さんの裁判を毎回傍聴しました。自分で育てることができないと思ったその母親は、2才の子どもをコインランドリーに捨ててしまったのです。経済的にも、精神的にもいっぱいいっぱいで、わが子を捨てたのです。が、聞いていて、情報が行き届いてないんだなーと強く思いました。県立の一時保護所があることも全く知らない。支援センターはもちろん、民生委員への相談も、していないのです。家庭的にも恵まれない幼児期を過ごしたこの母親を一方的に責める気持にはなれませんでした。八方塞がりの状態での子育ては無理だという事が見えた事例です。親にも子にも悲しい事例ですよ。

 最後の日(刑が決まった日)弁護士さんを通じて本人に会う事ができました。これからのことや必要な情報を直接手渡したとき、涙をいっぱいためて、「ごめんなさいごめんなさい」と繰り返している姿が今でも忘れられません。邪悪な心は誰の中にも存在しているもので、環境によってムクムクと育ってしまうものなんだと、心を痛めました。

 そんなことからも、今後の活動としては、とにかく情報を届ける事の大切さを痛感しております。「足で歩く支援」を目指して、今後は取り組みを拡大していけたらと願っています。
力をかしてください。                     石川きよ子  

4月の行事予定

1お父さんday

2

  ☆

3

4

  ☆

5

6始業式

7 自主活動

8お父さん   day

9

  ☆

10便り配布

11      絵本y読み聞かせ 12 相談日

13

自主活動

14ゆんたく会

15お父さん   day

16

17
発育測定
18

自主活動

19

 相談日

20

誕生会

21

自主活動

22お父さん    day

23/30
 ☆ 

24こいのぼり掲揚式

25 絵本

読み聞かせ

26
 相談日

27
自主活動

28
ピクニック

29休日 みどりの日