子育て通信
  なんくる 2月号
 
ホーム 思い 保育方針 概況 年間行事 リンク ブログ バックナンバー

さくら さくら 一斉に花開き 鳥歌う
 今年のさくらは見事に咲きました。しかも沖縄じゅうの桜の木が一斉に花を咲かせ私たちを楽しませてくれました。そして2月、保育園のさくらには柔らかな新芽がこれまた一斉に芽吹きました。あっという間に花から若葉へと世代交代です。一雨ごとに山の芽吹きに勢いが生まれる時期早春ですね
その勢いは、子どもたちにも同じことが言えるようです。先日のおゆうぎ会のリハーサルで感じました。
 園児のリハーサルもちゃんと座って見学していた「なんくる家組」、あの子はおかあさんの後ろに隠れていたよなー。この子は、お母さんが心配するほどの人見知りだったよなー。そうそうあの子は、一時もじっとしてなくて、舞台の上であちらこちらと走り回っていたよなー。心の中で感嘆の声をあげていたわたしでした。
 それぞれの自信に満ちた顔をみながら子どもの成長の道筋をまた改めて思いました。成長の過程は人それぞれ持って生まれたもの、大切な根っこの個性なのですよね。
 寝返りからハイハイ、そして高這いからつかまり立ちへ、身体的な発育ももちろん一人一人違います。当然ながら精神面の発達もまた実に様々な育ちの過程があります。うんとうんと甘えて母親を独占してしまう子の場合、母親はトイレにさえも一人では行かしてもらえません。母親が一人になる時間を奪ってしまうほど、個性の強いお子さんがいます。そうかと思えば、人懐っこく誰にでも抱かれ、どこにでもどこででも一人であっちこっちと動き回り、また、母親はひとときも目が離せません。
 そのどちらも、見通しを持った行動ができるようになるのが「人間の不思議」でしょうか・・・いや「生るものの力」とでもいうのでしょうか。「人間も自然の一部である」このことばが、実感を持って心の中に刻まれる「瞬間」を子どもたちからもらいます。それぞれの個性をもった子どもたちが、舞台の上で繰り広げてくれるドラマに、多くのことを学び、子ども自ら発するメッセージをくみ取らなければと厳粛な気持ちになりました。
「ゆっくり舞台の下からわが子の演技を見る日が来るなんて・・・」感激のあまりウルウルしてしまうお母さん。それを見ているわたしもまた嬉しくなるのです。
 「あーやっぱり子どもは必ず育つものだ、それにお母さんも・・・」そのことを確信させてくれたのは、目の前にいる子どもとお母さんでした。仕事の喜びも同時に与えてもらったのです。職員と3人で3日間、東京で支援センターのセミナーに参加してきました。日本全国から担当者や園長が集まります。人と人が出会い重なり合う場所と時間があるからこそセンターとしての喜びが広がるのだと再確認してきました。
舞台で繰り広げられるドラマを観に来てください。お待ちしています。   石川きよ子


2月の行事予定


  ☆

 

  ☆

1   相談日

2  絵本

読み聞かせ

3

 豆まき

4お父さん

  day

5

  ☆

6 
たより
  配布

7

リハーサル

8

相談日

9

散歩

10

自主活動

11

おゆうぎ会

12

  ☆

13

自主活動

14      絵本

読み聞かせ

15

  相談日

16記念撮影

誕生会

17

美容講座

18お父さん

    day

19

20

自主活動

21

ゆんたく会

22

相談日

23

自主活動

24のびのび保育

25お父さん

    day

26

  ☆

27

発育測定

28

クッキング


2月の予定