ミーニシが吹く空 サシバ海をわたる 運動会の夕暮れ
空気が澄み、わたってくる風もサラッと乾いた風になりました。ヤンバルの山や一面に「ふようの花」が咲き乱れる秋です。我が園も、「酔芙蓉」が、大輪の花をつけてゴージャスな気分になれます。
先日運動会が終わりました。なんくる家クラスも、堂々と、プラカードを持っての入場でした。お母さんの手を離れて、一人一人列を作り、大きく手をふって行進している姿にこども達の「育つ力」を見ることができました。
何度も何度も書きましたが、子どもの成長の発達リズムは一人一人違うことを、また子供達から教えてもらいました。三歳まで、親の手元から離れなかった子が、何事もなかったように一人でリレーのバトンを持って走っているのです。「えっ」・・・・。
一方、親から離れてあっちこっちと走り回り、ひとときもじっとしていなかった子が今や行動を予測して、なんの為にここにいて、次は何をするのか、自分の行動の目的を踏まえてじっとまてるようになっているのです。
どちらも、その子なりの発達のリズムを焦らずに待っていたお母さんが、居たからです。運動会を経験して保育園の子どもたちも色々なことを学びますが、なんくる家の子どもたちもしかりですね。運動会で、わが子の成長を確認したのではないでしょうか?
11月は児童虐待に関心をもたせるための月間だということです。虐待はとてもつらい事実なので、重たくて、目をそらしてしまいがちですが、実際、命を奪われるケースもあり、直視する必要性も感じています。
私自身、子育て中にわが子を叩いたり、押し入れに閉じ込めたり、外に出したり、子どもにとっては快適ではない時間をたくさん繰り返しました。ので、大きな声ではいいにくいのですが、、親が、満足な生活を営むことができていたら、子育てのイライラを弱いものへと向けられなくて済むのでは、と案じます。虐待を防ぐには、親自身が幸せな暮らしをしているか・・・ではないでしょうか?子どもの悩み、夫婦の悩み、その他何らかの相談ごとは、吐き出す場所が必要です。
「話したいとき、癒されたいとき、886-6044」まで
那覇市の小禄で起こった事件の公判に行ってきました。被告(お父さん)の姿は静かな青年という印象の人でした。「しつけ」だと思って叩いた・・の言葉がとてもつらかったです。もっと子どもを信じて待つことができていれば・・、だれかがお父さんに寄り添っていたら・・・加害者にならずに済んでいたかも・・。力不足を感じずにはいられません。
さて、秋です。ヤンバルのふようの花見はいかがでしょうか?名護から羽地ダムへと抜ける新しい道(オリオンビール脇からの)沿いはすごいですよ。 石川きよ子
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1 |
2 相談日 | 3 文化の日 |
4 配布&絵本読み聞かせ |
5お父さん day |
6 |
7 |
8 |
9 |
10 |
11のびのび保育 |
12お父さん day |
13 |
14 |
15 絵本読み聞かせ |
16 |
17 誕生会 |
18 |
19お父さん day |
20全国家庭教育 |
21 |
22 芋掘り遠足 |
23 勤労 感謝の日 |
24 |
25 ゆんたく会 |
26お父さん day |
27 ☆ |
28 発育測定 |
29 |
30 |
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